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金属物性研究室 -- Metal Physics Laboratory

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周期律表をみると分かりますが、自然界に存在する100種類あまりの元素のうち、金属元素は70%以上です。 人類の文明は、鉄をはじめとするバラエティーに富んだ金属を、材料としていかに日々の生活に役立てるかを求め続けてきた歴史でもあります。

金属の持つもっとも著しい特徴は、電気をよく通すことです。「金属」とは何か?と問われたら、「電気をよく通す物質」と答えれば正しい答えになるでしょう。 しかし、これだけでの理由、つまり、導体という電気的性質だけで、数千年にわたって我々人類が、金属を利用してきたわけではありません。 金属材料が文明の基礎となり得た最大の要因は、そのほかに、硬くしかも延性に富むという機械的性質や永久磁石や電磁石になるといった磁気的性質などの特徴が 金属の種類によって著しく異なり、それぞれ利用する目的にあった材料を作り出すことが可能であったことではないでしょうか。

金属や異なった金属元素どうしを混ぜ合わせて作った合金は、上で述べた実用的な側面だけではなく、学問的にも非常に興味ある研究対象です。 私たちの研究室では、数ある研究分野の中で次の2つの研究課題を中心に、実験的な研究を行っています。
(1)熱弾性型相変態を示すβ相合金の相変態機構(形状記憶効果・超弾性・擬弾性)
(2)準結晶や層間化合物の構造と物性

是非、金属の密林に分け入って、自然科学の面白さを味わってください。 一人でも多くの高校生の皆さんが奈良女子大学物理科学科を目指されることを心から希望しています。