奈良女子大学 理学部 物理科学科 Department of Physics, Faculty of Science

公開講座・出前授業

物理科学科は、高校生を含めた一般市民の方々に物理学の面白さを理解していただくため、公開講座を開いてます。 特に高校生の皆さんには、物理学の魅力の一端に触れてもらい、今後さらに物理学を勉強したいと思う人が一人でも多く増えることを目的として、奈良県下の高校を対象に出前授業を行っています。 また、小・中学生まで含めた若い人達の“数学離れ”と“理科離れ”を心配し、若い人達に科学の大切さを理解してもらうための一つの試みとして、「科学の祭典」を開催しています。 さらには、本学付属中等教育学校が開催しているアカデミックガイダンスに協力し、3・4年生(中学3年生・高校1年生)を対象に物理学の講義をしています。このガイダンスは、生徒が自分の将来を考え、進路を選択していく際の参考となるように、様々な学問の楽しさ、素晴らしさを生徒自身が感じ取れる事を目的としています。
公開講座 高校への出前授業 科学の祭典 アカデミックガイダンス




公開講座

平成22年度公開講座 「対称性の破れ −物性から宇宙まで−」
日時 平成22年10月2日(土) 13:00 〜 16:15
場所 理学部A棟1階理学部会議室

題目:身の回りで起こる対称性の破れ
 概要:“対称性の破れ”というと、大変難しい概念で私達の身近な生活には直接関係ないと思われている人も少なくないと思いますが、実はそうではありません。私達の生活の基盤となっている多くの物質では、対称性の破れが起こっています。例えば、水(液体)を冷やしてそれが氷(固体)になると対称性が破れます。講演では、磁石(磁性体)や気体−液体−固体の相変化を例にあげ、私達の身の周りの物質に内在する対称性とその破れについて平易にお話ししたいと思います。
 時間:13:00 〜 14:30
 講演者:吉岡英生 准教授

題目:素粒子の対称性とその破れ
 概要:2008年度のノーベル物理学賞が南部陽一郎博士、益川敏英博士、小林誠博士に送られたことは、大きなニュースにもなり記憶に新しいことかと思います。3氏の受賞理由は「素粒子物理における対称性の破れ」に関する業績でした。素粒子とは物質を構成している最も基本的な粒子のことです。本講座では、まず自然界の基礎理論を与えている素粒子の世界における対称性としてどのようなものがあるか、そして対称性の自発的な破れとは何かについてお話ししたいと思います。さらに素粒子の対称性の破れと、質量の起源や宇宙の粒子数といった自然界の基本的な謎との関わりについて、なるべく平易に解説してみたいと思います。
 時間:14:45〜16:15
 講演者:寺尾治彦教授

対象:一般・教員の方50名
無料

申込:住所・氏名(ふりがな)・性別・年齢・連絡先(電話番号・FAX番号、電子メールアドレスのいずれか)を 明記の上、9月29日(水)までに、郵送・申込書持参・FAX・電子メールのいずれかで以下まで御連絡下さい。

〒630-8506 奈良市北魚屋西町 奈良女子大学 理学部 物理科学科図書室 (C棟1階C137教室)
Fax : 0742-20-3409
電子メールお申込み先

申込者の個人情報は、物理科学科主催の公開講座以外の目的には使用しません。

平成22年度公開講座ポスター(pdfファイル)


これまでに物理科学科が開講した公開講座
・平成21年度公開講座「波の物理と粒子の物理」
・平成20年度公開講座「物理とコンピュータ」
・平成19年度公開講座「粒子物理の最先端とその応用」
・平成18年度公開講座「宇宙と地球」
・平成17年度公開講座「宇宙の中のミクロの世界」
・平成16年度公開講座「ミクロの世界の最前線」
・平成15年度公開講座「多様で複雑な世界への招待」
・平成11年度公開講座「ミクロの世界の最前線」

ページトップへ


高校への出前授業

これまでの授業
実施年度 担当者名 対象校 授業タイトル
2009年度 宮林謙吉 奈良県立青翔高校 電子回路入門
2006年度 野口誠之 奈良県立青翔高校 この世で一番小さいものは?
2005年度 松岡由貴 大阪府立三国丘高校 気まぐれな金属
2004年度 松岡由貴 大阪府立三国丘高校 物性物理を楽しむ
2003年度 鈴木俊治 奈良県立大和郡山高校 結晶の世界 - 形状記憶合金-
  宮林謙吉 奈良県立奈良高校 基本粒子を捕らえる、調べる
  岩渕修一 奈良県立奈良高校 ナノワールドの物理学
1997年度 野口誠之 奈良市立一条高校 高校生のための現代物理学入門
1995年度 野口誠之 奈良市立一条高校 素粒子世界への招待
1994年度 坂本直樹 奈良市立一条高校 放射線100年


ページトップへ


科学の祭典

・2004年度 「青少年のための科学の祭典 2004 奈良大会」
・2003年度 「青少年のための科学の祭典 2004 南和大会」
・2003年度 「奈良女子大学科学の祭典 2003」
・2001年度 「青少年のための科学の祭典 2001 奈良大会」
・1998年度 「青少年のための科学の祭典 1998 奈良大会」


ページトップへ


アカデミックガイダンス

これまでの講義、および予定
開催日等 講座名 (担当者名・内容)
2009年
9月2日〜7日
物理学を楽む
[オリエンテーション]
鈴木俊治: 形を思い出す金属 -結晶物理学と材料科学-
宮林謙吉: 粒子を捕える·調べる -素粒子研究と粒子検出器-
清川修二: 星の内部はどうなっている? -強結合プラズマ-
吉岡英生: 量子力学 -ミクロな世界の自然法則-
2007年
9月4日〜7日
物理学への道案内
[オリエンテーション]
和田憲一: ニュートンが考えたこと
戸田幹人: カオス:物理現象の中の偶然性
比連崎悟: 素粒子を使った非破壊検査:壊さないで中身を見るとは?
小川英巳: 放射線って何だろう
2006年
I期度: 9月4日〜7日
II期: 12月14日〜19日
物理学への道案内
[オリエンテーション]
和田憲一: ニュートンが考えたこと
戸田幹人: カオス:物理現象の中の偶然性
比連崎悟: 素粒子を使った非破壊検査:壊さないで中身を見るとは?
小川英巳: 放射線って何だろう
2005年
I期度: 9月2日〜7日
II期: 12月15日〜20日
物理学への道案内
[オリエンテーション]
香川貴司: 物理学のものの見方・考え方
上江洌達也: カオス -- 法則の中にひそむ不規則性
山本一樹: 光が産み出す不思議な現象
林井久樹: マイクロ波 - 電子レンジから宇宙大爆発まで
2004年
I期度: 9月2日〜7日
II期: 12月13日〜16日
物理学への道案内
[オリエンテーション]
香川貴司: 物理学のものの見方・考え方
上江洌達也: カオス -- 法則の中にひそむ不規則性
山本一樹: 光が産み出す不思議な現象
林井久樹: マイクロ波 - 電子レンジから宇宙大爆発まで
2003年
I期度: 9月1日〜5日
II期: 12月8日〜12日
物理学とはなんだろう
[オリエンテーション]
見目正克: 物理学への招待
宮林謙吉: 基本粒子を捕らえる、調べる
岩渕修一: ナノワールドの物理
松尾欣枝: 原子からみた物の性質
2002年
I期度: 9月2日〜6日
II期: 12月9日〜13日
物理学とはなんだろう
[オリエンテーション]
見目正克: 物理学の理解の方法と私たち
宮林謙吉: 基本粒子を捕らえる、調べる
岩渕修一: ナノワールドの物理
松尾欣枝: 原子からみた物の性質
ページトップへ